弁護士宮本美穂子
ご挨拶
依頼者に寄り添いながら
最善の解決方法を探して実現したい。
弁護士となってから早いもので10年以上となり、これまで数多くの家事事件を担当してきました。離婚、親権、養育費、遺産分割など、いろいろな事件がありましたが、私が日々感じているのは、家庭内の事件はどれも違う「顔」を持っているということです。
ひとえに家事事件といっても、DV被害やモラハラ、過去の親族間のいざこざなど、一人ひとりの依頼者の方が抱えている状況は一つとして同じものはなく、それぞれの方の悩みの原因や理由を把握し、依頼者一人ひとりの悩みを解消するために最善の解決方法を考えていくことが必要不可欠です。
また、家事事件の場合、家庭内で行った出来事を把握し、主張や立証を組み立てていくことになりますが、日々の出来事について、客観的な証拠を残している方は多くありません。
そのため、依頼者の方から事実関係を聴かせていただくことがとても重要になるのですが、DVやモラハラの被害を受け、心に傷を負った方が、思うように話をするのは難しいと思います。
さらには、外出や電話すら困難という方もいらっしゃいますし、やっとの思いで相談に来られている方が少なくありません。
ですから、私は、まずは依頼者の声に耳を傾け、依頼者にしっかりと寄り添うことを心掛けています。
依頼者のお話を丁寧にお聴きし、依頼者とともに悩み、そして、最善の解決を実現する―当たり前のことではありますが、決して「正解」があるわけではなく、試行錯誤を続ける毎日です。
当事務所は、弁護士一人の小さな事務所です。
大手の法律事務所のように大量の事件を取り扱うことはできません。
いわば一つひとつ手作りのオーダーメードのようなものです。
ですが、これまでの経験で培ったスキルと、事件にかける情熱は、誰にも負けないと自負しています。
これからも、一人ひとりの依頼者と真摯に向き合い、依頼者が10年先にも笑顔でいられるよう、力を尽くしたいと思っています。
経歴
- 昭和55年 4月
- 兵庫県生まれ
- 平成15年 3月
- 立命館大学法学部卒業
- 平成18年 3月
- 同志社大学法科大学院卒業
- 平成18年 9月
- 司法試験合格
- 平成18年 12月
- 司法修習生(第60期)
- 平成19年 12月
- 弁護土登録(岡山弁護士会所属)
平松・木津法律事務所に勤務
- 平成28年 10月
- ひなぎく法律事務所開設
所属団体・役職等
岡山弁護士会
・すべての性の平等に関する委員会委員(2016年4月〜2018年3月 同委員会委員長)
・女性人権センター登録会員
・岡山弁護士会副会長(2021年4月~2022年3月)
弁護士よりひとこと
結婚を機に岡山に住むことになり、10年以上が過ぎました。
これまで数多くの相談や依頼に対応してきましたが、お悩みは様々であり、希望される解決方法も人によって異なります。
依頼者の方のお話を丁寧に聞き取り、よりよい解決を共に目指していきたいと考えております。
平日は、仕事、家事、育児でバタバタしていますが、夫と分担しながら何とかこなしています。
休日に家族とゆっくり過ごすことが何よりの楽しみですが、家族が寝静まった後に海外のドラマを見るのも大好きです。
息子はバイオリンを習っており、先日の発表会では私がピアノの伴奏をしましたが、息子より私が緊張しました。